電子入札システムで 電子入札システムで

電子入札システムで

入札時間の短縮と

データの蓄積を可能に

斜里第一漁業協同組合/
ウトロ漁業協同組合

ウトロ漁港の電子入札システム

北海道斜里町ウトロ漁港で毎年9月から11月にかけて行われる秋鮭の入札を、Androidタブレット端末を用いて実施できる電子入札システムを開発しました。

従来の入札は現物入札方式で、仲買人が魚を確認した後、入札室へ移動して紙に記入する必要がありました。こうした手間を解消し、入札時間の短縮やデータの蓄積を目的として、電子入札システムを開発しています。本システムは、仲買人が入札金額を入力できるAndroidタブレットアプリと、入札データの管理・確認が可能なWebアプリケーションの2つで構成されています。

屋外現場での利用とユーザー体験をイメージしたデザイン

主に漁港で使用されるシステムであるため、ハードウェアには耐水性や防塵性が求められます。実際に漁師や仲買人が使用するシーンを想定し、Androidタブレットを採用しました。また、アプリケーションのUIは、直感的な操作性を重視したデザインを意識しています。

魚の鮮度を保つために1秒を争う入札現場において、UIが使いづらいと時間ロスにつながります。そのため、ユーザーの意見を取り入れながらデザインを検討し、実装しています。

デジタル化による業務改善への取り組み

ウトロ漁港は、最大で7隻の船が停泊できる大型漁港です。従来、仲買人は漁港の端から端まで歩いて鮭の品定めを行い、その後、入札室(入札専用の部屋)に戻って1隻ごとに入札を行う必要がありました。このため、魚を確認しては入札室に戻るという作業を繰り返すことになり、入札には多くの時間がかかっていました。

電子入札システムの導入により、仲買人はタブレットを持ち歩きながら屋外で複数の入札に同時参加でき、入札時間の短縮が実現しました。さらに、入札が完了するまで水揚げを待機せざるを得ない状況にあった漁船の待ち時間も大幅に削減され、魚をより鮮度を保った状態で確認できるようになりました。

入札データの蓄積と分析の活用

従来は紙ベースで入札結果を記録し確認していましたが、電子入札システムの導入により、過去データの参照や入札経過の確認、入札
データの分析が可能になりました。日々の入札をデジタル化することで数値で管理でき、年度ごとの水揚げ高や入札単価などの傾向分析に活用できます。今後は、さまざまなデータ形式での入札データ出力機能の追加も検討しています。

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