アワビ養殖研究

閉鎖循環式陸上養殖研究の取り組み

アワビ養殖研究の目的

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i-oceanでは、閉鎖式陸上養殖技術の開発に力を入れています。IoTとAIの先進技術を駆使して環境負荷を最小限に抑えつつ効率的な養殖を実現することを目的として、 水質の変化に敏感なアワビの養殖研究から取り組み始めました。

アワビの養殖を通じて得られる知見は、他の海産物への応用も可能であり、持続可能な水産業の未来に貢献し、 海洋資源の保護を図りながら、増え続けるタンパク質需要への対応と安定的な水産物供給に寄与することを目指しています。

アワビ養殖水槽の
システム構成

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ファインバブル発生装置
リモート給餌器
IoT水質センサー(プローブ群)

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濾過槽全体(硝化槽/脱窒槽)

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水温調節機
プロテインスキーマ
UVライト
リモート水量制御装置
水位センサー

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リモート水量制御装置
バスポンプ (給水仕組み)

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IoT水質センサー本体
ライブカメラ

水質モニタリング・給餌・給水の自動化

横浜ラボでは、3基の水槽で環境を変えながら飼育実験を行っています。

各水槽は、IoT水質センサーで水質モニタリングしながら、 独自開発した自動給餌機、水量調節機を用いて遠隔での水質モニタリングの自動化・給餌の自動化・給水の自動化の3つの自動化に取り組んでいます

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水質モニタリングの自動化


各水槽の水質をリアルタイムで確認可能です。 (水温/塩分濃度/溶存酸素/pH/ 濁度)
IoT水質センサーが水質異常を検知した ときは、社内SNS(MS-Teams)にリアルタイムで通知が届きます。

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給餌の自動化


水槽に設置された給餌器には、エッジコンピュータが内蔵されています。
クラウドで指定されたスケジュールに合わせて、エッジコンピュータに給餌信号が送られ、給餌制御を行います。

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給水の自動化


濾過槽に設置した水位センサーで水量の変化をエッジコンピュータからクラウドに通知します。
クラウドで必要給水時間を計算し、エッジコンピュータへ信号を送り、給水ポンプ稼働させます。

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