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自動尾数カウントシステム「AI
フィッシュカウンター」を開発

2025/09/16

株式会社アイエンター(本社:東京都渋谷区、代表取締役:入江 恭広、以下「アイエンター)は、AI物体認識技術を活用した自動尾数カウントシステム「AIフィッシュカウンター」を新たに開発し、サービスの提供を開始しました。

【製品開発の背景】
養殖現場では、生簀の密度調整や出荷時に魚の尾数を目視で確認する作業が多く、精度・効率の面で課題がありました。また、従来のセンサー式計測では、魚の重なりによる正確な尾数の把握が難しいという問題もあります。これらの課題を解決するため、AI物体認識技術で高精度な自動カウントを可能にする「AIフィッシュカウンター」を開発しました。(現在、特願出願中。特願2025-23043)

【AIフィッシュカウンターの特徴】


■特許出願中のAI物体検出技術を搭載
流れてくる魚体を「魚体捕捉用カメラ」で真上から撮影し、装置出口では水切り処理や遮光シートを用いて外部光の影響を軽減しています。これにより環境変化に左右されず安定した計測が可能となります。さらに、AI物体検出では魚全体だけでなく頭部や尾部も検出し、画面外に見切れた場合でも漏れなく尾数をカウントできます。

■現場でスムーズな確認と迅速な意思決定
計測されたデータや映像をリアルタイムでタブレットに表示することで、養殖現場での状況確認をスムーズにし、迅速な意思決定を実現します。

■多魚種への対応
AI物体検出技術を採用しているため、サーモン、ブリ、アユ、マスなど、多様な魚種に対応しています。

■優れた汎用性・設置性
省スペース設計により、陸上養殖だけでなく、海上養殖や船上など、さまざまな環境で設置できるよう設計されています。設置条件に応じたカスタマイズにも対応可能です。分養作業や出荷作業における魚の尾数管理をリアルタイムで行えるため、養殖業の管理業務の効率化やコスト削減に貢献します。

【関連リンク】
AIフィッシュカウンター
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