株式会社アイエンター(本社:東京都渋谷区、代表取締役:入江 恭広、以下「アイエンター
」)は、非接触で魚のサイズを測定し、出荷までのデータを一元管理できる「AI魚体サイズ測定カメラ」において、「魚体重予測機能」のアップデートを実施しました。
【改良点】
「魚体重予測機能」では、大学との共同研究によって、魚体サイズから体重を高精度で推定する換算式を開発・採用しています。魚体の実測データ(標準体長/尾叉長/体高)をもとに、魚種ごとに最適な計算式で体重を推定します。今回のアップデートでは、濁り対策を実施することで魚体の捕捉数が増加し、より安定したデータ取得が可能となりました。また、現場で新たに実測データの収集を重ねることで、換算式自体の精度もさらに向上しています。
【ご利用中のお客様の声】
平均体重の誤差は5%以内、予測精度も大幅に改善
カメラ導入により、平均体重の誤差は5%以内となり、体重分布の予測精度も大幅に向上しました。従来は作業に1日かかっていましたが、現在は1タンクにつき約1時間、実作業も10~15分程度に短縮され、魚へのストレスも軽減されています。作業人数も3名から1名に減り、業務効率が向上しました。

さらに、測定方法が統一されたことで、誰でも同じ精度で測定できるようになり、属人化の防止やデータの信頼性も安定しています。
(Proximar株式会社 高橋様)
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AI魚体サイズ測定カメラ