AI魚体サイズ測定カメラ

⿂のサイズを計測するカメラと分析システム

AI魚体サイズ測定カメラ動画サムネイル

非接触で魚のサイズを測定し、
データを管理する

水質データ計測画像

「AI魚体サイズ測定カメラ」は、ディープラーニング(深層学習)技術を用いた画像認識により、水中や水槽内の魚のサイズを非接触で自動測定するシステムです。測定したデータはクラウド上で管理され、お手持ちのPCやスマートフォンからいつでも確認できます。

従来の手作業に伴う測定誤差や魚への負担、サンプリング不足といった課題を解消し、現場飼育者のスキルに依存しない高精度な測定が可能です。さらに、非接触測定によって魚体の傷みや斃死リスクを軽減し、出荷品質の向上や養殖現場の効率化にも貢献します。

特許取得技術の活用で、高精度なサイズ計測を実現

水質データ画像 水質データ画像

2020年4月に特許取得した独自技術のステレオカメラの2眼による画像データを活用し、高精度な魚体サイズ測定を可能にしました。

ディープラーニングとステレオカメラの測量技術をかけ合わせた、⼿を触れずに⿂のサイズを推定する装置「⿂体サイズ算出装置(魚体サイズ測定カメラ)は 2つのカメラが並ぶ水中カメラ(ステレオカメラ)で泳いでいる魚を立体的にとらえ、横を向いて映った魚をディープラーニングの物体検出技術によって検出します。 検出した魚の位置情報とステレオカメラの原理を利用して魚のサイズを算出します。

魚の上顎の先端から尾びれの付け根までの「体長」と、背びれの付け根から腹びれの付け根までの「体高」の測定だけでなく、尾叉長や魚体重の推定も可能です。

データを活用し、成長要因を分析する

WEBブラウザから利用できる管理画面では、測定グ
ループごとに魚体サイズ(平均・最大・最小・標準偏差など)のデータを一覧で管理できるほか、動画データの蓄積や時系列グラフによって成長過程を可視化できます。

パソコンやスマートフォンからリアルタイムで育成状況の把握やデータ分析が可能なため、魚の成長や健康状態、給餌計画の最適化など養殖現場の業務効率化や管理精度向上に貢献します。

安全画像

撮影実績魚種

サーモン/ニジマス/サクラマス/ブリ/ハマチ/マダイ/シマアジ/サバ/
チョウザメ/コイ/マハタ/トラフグ/カワハギ /ティラピア

水質データ画像 水質データ画像

魚種ごとに学習モデルを作成しているため、特定の魚種に特化することなく、さまざまな魚種の計測が可能です。

測定手順

STEP 01

撮影

水質データ画像 水質データ画像

持ち運び可能な水中ステレオカメラを生簀内にセットします。PC上で予測捕捉数をリアルタイムに確認しつつ、カメラを調整して撮影します。

STEP 02

測定

水質データ画像 水質データ画像

LEDライトを装着することで、暗い
場所でも撮影することが可能です。物体検出技術により魚体を検出し、魚体サイズの測定を行います。

STEP 03

データ解析

水質データ画像 水質データ画像

最短15分でWeb管理画面上にAI解析の結果や、録画データや時系列グラフを表示します。成長過程の可視化も可能です。

製品紹介

魚種や生簀の大きさ、魚の密集度など設置環境に合わせてカメラを選定することで、正確なデータ解析が可能になります。
お客様のご要望に合わせた最適なご提案をいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

スタンダード版

スタンダード版 スタンダード版

■サイズ:W26×D10.5×H10cm
■水深:約10m  ■質量:約2.1㎏  ■給電:USB
■フレームレート:15fps

ハイエンド版

スタンダード版 スタンダード版

■サイズ:W13×D32×H30cm
■水深:約30m  ■質量:約6.0㎏
■給電:電源ボックス ■フレームレート:30fps

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