2024年8月21日(水)~23日(金)に東京ビッグサイト東館で開催された「第26回 ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」に出展しました。
展示会のコンセプト
ジャパン・インターナショナル・シーフードショーは、日本各地の地域食材から世界各国の水産原料、そして水産業の発展を支援する新技術やサービスまで、水産業界のトレンドを発信する3日間の水産マーケットです。国内外から多くの水産業界関係者が来場し、日本を代表する国際水産見本市となっています。
i-oceanが出展したコーナーの「国際水産養殖技術展」は、海面・陸上養殖の生産性向上や生育環境の改善、付加価値の創出を目的とした設備や技術を、漁業者や養殖業者、研究機関、新規参入者などに向けて紹介します。
スマート水産業への関心が高まっていることもあり、i-oceanは2022年より3年連続で出展しています。
展示内容
■IoT水質センサー
「IoT水質センサー」は、陸上養殖や海上養殖、河川や池の水質データを24時間Webで管理することができるシステムです。 水質の基準値を超えた値に対してのアラート通知による被害軽減や心理的不安の軽減、 データの蓄積による水質変化の要因分析を実現いたします。 また、環境汚染という社会問題に対してもITを駆使しながら解決していくことを目指します。
■AI魚体サイズ測定カメラ
2020年4月に特許を取得した「AI魚体サイズ測定カメラ」はディープラーニングの画像認識技術によって魚体を検出し、魚の位置情報から魚の尾叉長、標準体長、体高のサイズを計測するシステムです。 AI技術を活用し、手を触れずに魚のサイズを推定することで、現場飼育者のスキル依存しない計測精度が実現でき、魚を傷めないため、出荷品質の向上にも繋がります。
展示会当日の様子
展示会当日は、来場者様へのチラシ配り、製品説明、名刺交換を行っています。実際にお客様と会話することで、水産業者様の現場の課
題や製品に対する要望などもヒアリングできるため、今後の提案内容の改善や製品のアップデートにも繋がります。
また、今年は、i-ocean製品をご存じの方も多く、水産業界で当社の認知度が高まってきていると感じることができました。
今後について
シーフードショーは、漁業者、養殖業者、研究機関など、さまざまな立場から水産現場に携わる方々と交流できる貴重な機会です。
現場が抱える課題やリアルな声を聴くことで、品質向上や技術向上にも繋げることができるため、今後も積極的に参加していく予定です。
また、昨年は台湾、今年はラスベガスとインドネシアの展示会に参加しましたが、来年はノルウェーなど、海外展示会への出展も増やしていき、国内だけでなく海外販路開拓にも力を入れていきます。